リアルな状況が大切

明治大とのテレビ会議の様子
明治大とのテレビ会議の様子

今学期は講義型の授業とセミナー型の授業を担当しています.

 

セミナー型の授業は少人数制ですので,レクチャーは極力控え,学生同士のコミュニケーションや協働を促すよう心掛けています.

 

そして,今やっている「グローバル社会を生き抜く」という授業が面白い(僕が授業をしていて面白いと感じる).

この授業は明治大学国際日本学部で勤務しておられる岸先生と合同でやっています.

山形大学と明治大学が同日同時間に授業を開講し,授業中は適宜テレビ会議を繋いで交流をします.

 

前回の授業でグルーピングが終わり,明治大学の学生さんと山形大学の学生による合同チームができあがりました.これからそれぞれのテーマに基づいた協働動画制作が始まります.

 

何が面白いかというと,交流の場面で「喜び」や「緊張」,「戸惑い」など,色々な表情を見ることができるからです.同じ大学の学生同士だと,ある程度共通の学校文化を共有していますが,大学が異なると勝手が違います.その中で,四苦八苦する経験が,僕はとても大切だと思っています.

 

卒業をしたら,バックグラウンドや価値観が違う人と協働するのはあたりまえです.

合うとか合わないじゃなくて,価値観の衝突を前提とした人間関係の構築能力が必要だと僕は思っています.

 

そういう意味で,この授業,自分自身でもとても注目しています.

 

頑張るぞぉ.