より学びがいのある授業を目指して

先日,学生たちがとある授業について話をしていました.どうやら,授業の内容や方法にあまり納得がいっていないようです.

 

一人の学生Aが,「あんなのプロじゃないよ!こっちは授業料払っているのに!」と憤慨していました.

 

僕は(あくまで個人的には),授業1つ1つが◯◯円という考え方をしていませんが(授業時間や授業という枠組みを超えて,教育的指導は学生が希望する以上は惜しむことなくその知的好奇心に応えるべきだと考えています),この学生Aの考え方はとても重要だと思っています.

 

常に先生の授業を批判的に捉えると共に,自分は希望通り学ぶことができているのかを判断する事が大切です.

 

学生は,教員の伝達する知識・技術を単にに受け取るだけの受動的な存在ではありません.

積極的に教員に働きかけ,授業を学びがいのある場にするべきでしょう.

もちろん,他の受講生がいますので,そのアプローチの仕方は慎重に検討する必要はありますが.

 

学生評価アンケートに記入するだけでなく.

日常的に.より魅力的な場を求めて,是非,学生さんと教員が相互に意見を交換しあいながら,授業を創り上げていこうじゃありませんか.