あ・え・て 異質

今日は疲れて結構な時間寝てました.研究を進めようと思いましたが,SPSSもMAX-QDAも立ち上げようという気持ちになれなかったので,とりあえず眠る→期末テストの作成→眠るの繰り返し.何とかテストはできました.いやはや,疲労が溜まっている.

 

というのも,この週末は明治大学から3名学生さんたちが来られ,教養セミナー「グローバル社会を生き抜く」のフィールドワークを山形と米沢で行っていました.

山形大学の学生も,明治大学の学生も,交流が始まった時とは想像もつかない位楽しそうに活動をしていました.授業としては動画の協同制作が終了し,学期が終われば解散ですが,授業が終わってからも何らかの形で繋がっていてほしいとおもいます.

 

 

こういった,遠隔地同士の「異質な集団との交流」を僕が授業でわざわざ展開しようとする理由は,人間は自然と「同質な者同士」で交流する傾向があるからです.

 

ちょっと日々の生活を振り返ってみてください.

仲の良い人とばかり一緒にいませんか?異質な集団に,自ら飛び込むという機会は少ないのではないでしょうか.

そりゃそうですよね.同質なので価値観がにているし,気が合うし,衝突しないし,楽だし.

 

でも,僕から言わせると,同質な者同士の集団にだけ長くいると,異質な集団との接触を避けるようになるし,飛び込むことが億劫になってきます.

同質な者同士でいることが悪いことだとは言いませんが,何事もバランスが大事ですし,僕としては,異質な集団の中でも自分の個性を活かし,輝ける力をつけていってほしいわけです.

 

今回の授業は,そういった意図も込めて展開してきました.

 

それでも,まだまだ今回の取り組みだと異質性のレベルはそれほど高くありません.

お互い歳も近いし,同じ日本人同士だし.

これが海外になってくると,かってが違います.

 

そこを乗り越える力をつけることができた時,「あれ,一皮剥けたんじゃね?」と思えるんじゃないでしょうか.もちろん時間がかかることなのですが.

 

さて,動画制作も最終段階に入りました.気合いいれてすすめてね〜.