論文

 大阪教育大学の寺嶋浩介先生と共同で取り組んでいる研究の一部が,日本教育工学会論文誌に掲載される事になりました.

時任隼平・寺嶋浩介(2018)学校改善を担うスクールミドルの成長発達に寄与する教職経験に関する研究

 

42巻1号に掲載予定です.


 今回は,学校教育改善に取り組む先生方を対象とした,質的研究です.立命館大学のサトウ先生たちが中心になって提唱されている,複線径路等至性アプローチを使いました.おそらく,日本教育工学会でこのアプローチを使った論文が採録されたのは初めてだと思います.順番が大事な訳ではありませんが,目新しいアプローチの妥当性・信頼性を丁寧に査読者の先生方に説明するプロセスは,とても刺激的でした.嬉しく思います.